【人気の資産運用を比較】不労所得を稼ぐためにおすすめな方法とは
株、定期預金、不動産投資…などといった資産運用。
さまざまな種類がありますが一体どれが最適なのでしょうか?
それは人によって異なります。
資産運用にはそれぞれメリット・デメリットがあり、誰にでもおすすめな資産運用というものはないのです。
そこで今回は、一般会社員に人気の資産運用を『不労所得を稼ぐため』という観点で比較して紹介していきたいと思います。
低予算で資産運用を始めたいという方はこちらの記事がおすすめです。
株式投資のメリット・デメリット
メリット
デメリット
資産運用でまず最初に候補としてあげられることが多い株式投資。
スマホアプリでの取引が可能になったり、NISAの導入により自己資金が少ない方でも利益を出しやすくなったりなどもあり、昔よりも敷居が低くなったことで投資家以外にも使用されることが多くなってきております。
短期で利益が出せる
株の売買で利益を出すのが主な収益源ですが、取引時間中は常に価格が変動しているため、比較的早くに利益を出すことができます。
資金が多ければ多いほど利益も大きくなるので、資金と運用にあてられる時間がある方におすすめの資産運用です。
しかし、運用資金が多くなるほど、逆に失敗したときの損も大きくなるため注意が必要です。
すぐにお金を稼ぎたい方にオススメということですね。
もちろん短期で効果を出すこともできますが、必ずしもそれが最適解とは限りません。その理由の一つに株式投資の柔軟性が挙げられます。
柔軟な運用ができる
株式投資のメリットは、短期で大きな利益を出したり、長期で配当や優待を貰ったりなどのように柔軟な運用が行える点。
売買や配当などで収益を出す性質上、自己資金が少ないと利益があまり出ませんが、少ない資金でも大きな取引ができる信用取引を行えば自己資金が少なくても大きな利益を出すことができます。
また、大きな自己資産があれば、株主優待で有名な桐谷さんのように仕事をしなくても配当金や優待のみで暮らすことも可能です。
もちろん、少額からでも買えるものもありますので、高利回りの優待などを目当てに主婦や学生が始める例も最近は増えてきました。
桐谷さんはテレビで見たことあります。確かに放置してても株主優待や配当金が貰えるなら長期で持つという選択もありですね。
株主優待について気になる方は「投資メディアZAI」を一度確認されると良いでしょう。
株主優待情報を見るなら「投資メディアZAI」がオススメ
株主優待による収益を得たい方におすすめなのが「投資メディアZAI」。
ZAIでは雑誌とネットで非常にさまざまな最新の投資情報を紹介しています。
そして、その中でも特に人気が高い連載が、優待の桐谷さんが優待利回りの高いおすすめの株を紹介する「桐谷さんの優待銘柄」。
実際に桐谷さんが今注目している株を知れるので、株初心者はもちろん投資家歴の長い上級者の方にも人気となっております。
株以外にも有益な情報を多く知れるので、情勢の影響が大きく関係する短期~中期型の投資を行う場合はぜひとも読んでおきたいメディアでしょう。
下記で2020年におすすめな人気の株主優待がランキング形式で紹介されておりますので、気になる方はご覧ください。
株主優待人気ランキング[2020年]|ザイ・オンライン https://kabunushiyutai.diamond.jp/category/kabunushiyutai-ranking
難易度が高い
敷居が低くなったとはいえ運用のために必要な知識も多く、取引のためにやらなくてはいけないことも多いので、不労という点は見たしにくいです。
自己資金が多ければ取引をしないで配当や優待だけでも収益があげられるので不労所得になりますが、多くても年利3~5%ていどで元本保証もないので、普通の方ですとその方法ではあまり収益を出しにくいでしょう。
特に少ない資金で大きな取引ができる信用取引を行うと、失敗した時の損失も膨れ上がるので初心者にはあまりおすすめしません。信用取引には金利もあるので、長期保有も難しくなる点にも注意が必要です。
確かに勉強や取引にかかる時間を考えると楽してお金を稼ぐっていう感じではないですね。
優待や配当金で暮らしている桐谷さんの場合も多額の自己資産を持っているからできる方法なので、一般の方ではなかなか実現が難しいでしょう。
平日の日中しか取引ができない
土日祝日を除く平日の9:00~15:00(11:00-~12:30を除く)しか取引を行えないので、仕事をしながらだと短期的な運用が難しいです。(取引の売買予約は取引時間外でも可能)
そのため、仕事をしながらだと常に株価の変動をチェックできる方に比べて制約が多くなり、利益を出す難易度が上がってしまいます。
また、長期保有目的の場合でも、所有銘柄の株価が大きく変動してしまったりすると、仕事中に株価の変動が気になってしまい本業に支障をきたす恐れもあるため注意が必要です。
株式投資の特徴について詳しく知りたい方は下記の記事がオススメです。
定期預金
メリット
デメリット
リスクがない
定期預金は基本的に元本保証なのでリスクはありません。
そのため、非常に金利が高かった高度経済成長の時には、定期預金にしていればリスク0で利息がたくさん付いたため、多くの方が利用しておりました。
預けているだけでいいですし、結局定期預金が一番安全かつ楽に運用できそうですね。
確かに安全さや運用の手間を考えると良いのですが、定期預金には致命的なデメリットがあります。
利益が非常に少ない
現在では金利政策導入などの影響もあり超低金利時代が続いているため、定期預金の金利は平均0.01%ほどとなっています。
金利の%だけですと実感がわきにくいかと思いますので、楽天銀行を例にして定期預金を行った場合のシミレーションを行ってみましょう。
例)楽天銀行の5年定期に100万円預けた場合
利息:797円
つまり、仮に1億円預けたとしても8万円にも満たないということです。
このような点から、定期預金での収益はほとんど期待できません。
そのため定期預金は資産運用というより、現金を貯金していることで貰えるおまけという認識を持っておいた方が良いでしょう。
小学生のお小遣いじゃないですか…
そうなんです。実際のところ定期預金を組んだり解約したりにも手続きが必要になるので、収益で見ると割に合わない方が多いかと思います。
確定拠出年金
メリット
デメリット
老後の年金対策に最適
確定拠出年金には個人型と企業型があり、企業型のほうはすでに始めている人も多いと思います。
確定拠出年金の魅力は、掛金・運用益は非課税で受取は税軽減されるので効率よく老後の資金を準備できる商品だということ。
掛金の拠出額は決まっていますが、給付額は運用結果によって変わるので確定していません。基本的には途中で崩す事なども出来ませんが、比較的リスクも少なめなので、確定拠出年金は老後の年金対策への非常に有効な資産運用です。
リスクや手間が少なく、老後の資産を築けるなんて最高じゃないですか。
ただし、注意点もあります。
老後まではむしろマイナス
確定拠出年金の欠点は出金が原則60歳以上ということ。
つまり、それまでの間は管理費だけがかかってしまうため、自由に使える自己資金が減少してしまいます。
老後資金を貯める為には良いですが、それまでの間はむしろ日々の生活が苦しくなってしまう点がデメリットです。
なるほど。本当に老後資金としてしか見れないということですね。
その通りです。
急にまとまったお金が必要になった場合に対応できないので、生活などに無理のない範囲で行いましょう。
不動産投資
メリット
デメリット
仕事をしながらでも資産運用ができる
不動産投資の魅力は、運用上の管理業務などを全て管理業者に委託する事ができるため、自分で行うことがほとんどないことです。
つまり、仕事や日々の生活リズムを崩さず取り入れられる不動産投資は、不労所得という面では最適な商品でしょう。
不労という面では良いのかもしれませんが、多額の貯金や余らしてる家も土地もない私には行えないですよね。
そんなことはありません。実は不動産投資は貯金も家もない方でも始められるのです。実際に20代の一般サラリーマンの方で不動産投資を行っている方も多くいらっしゃいます。
初期費用や運用コストが低い
不動産投資の大きな特徴は、個人であっても金融機関から融資を受けやすい点です。
そのため、自己資金があまりない方でも大きな金額の資産運用を行うことができます。
また、購入する不動産のローンや管理委託費用などを入居者から家賃収入で支払うことができるので、他の投資方法に比べて運用に必要な自己資金を大幅に抑えることができます。
借りたお金を賃貸人に払ってもらうということですね。
その通りです。
それによって普段の生活への影響を大幅に減らしながら、数千万単位の大きな資産運用が行えます。
特にワンルームマンションは、マンションやアパートを一棟まるまる購入するよりも初期費用や運用コストが低く、入居率も高いため収益が安定していることから初心者におすすめの運用商品となっております。
安全性が高い
不動産は情勢による価格変動の影響が少ないので、運用するにあたって経済状況を確認しなければいけない作業を減らすことができます。
特に需要の高い都心の土地にある人気の高い物件は価値が下がりにくく、場合によっては購入時よりも価値が上昇するケースもあります。
逆に人気のない物件は価格が安く購入費用が抑えられるので、単純な利回りは高いという特徴があります。
しかし、価値が下がりやすいだけでなく、家賃収入が途絶えやすいため購入時には需要の確認が最も重要と言ってよいでしょう。
利回りが良いというのが必ずしも良いとは限らないのですね。
そうなんです。
利回りの高い物件はハイリスクハイリターンな運用となってしまいやすいので、特に初心者は避けておいた方が安全でしょう。
利益が出るまでに時間がかかる
不動産投資の一番のデメリットは収益が出るまで時間がかかること。
家賃収入でローンや管理委託費用を払う性質上、実際に収益が出るまでに時間がかかってしまうので、短期で利益を出すのは難しい運用方法となります。
そのため、目先の資金を稼ぎたい方にはあまり向かない投資です。
しかし、将来の貯蓄を増やすためや年金対策を目的に資産運用をしたい方であればデメリットは少ないと言えるでしょう
なるほど。将来の資産形成が主ということですね。
その通りです。また、不動産投資の場合は途中で物件を売却することも可能なので、急にまとまった資金が必要になった場合にも対応できる点も魅力です。
融資には審査が必要
不動産投資の融資は誰でも受けられるわけではなく、融資の前に金融機関からの審査があります。
融資を受ける金融機関により条件は異なりますが、基本的には「物件の情報」と「個人の信用情報」の2点で審査は行われます。
物件の情報では、購入しようとしている物件の将来性や担保力といった部分を見られ、『入居率の高い新しい物件』や『需要の高い都内の物件』などが評価が高くなりやすいです。
個人の信用情報では、申込者の返済能力や社会的信用力といった部分を見られ、『年収の高い方』や『安定した職業の方』が有利になります。
誰でも始められるわけではないのですね。
そうなんです。融資の条件について詳しく知りたい方は下記の記事がオススメです。
投資信託
メリット
デメリット
運用をすべて任せられる
投資信託は、自己資金をファンドマネージャー(投資信託を行う専門家)に預けて、資産運用をすべて任せる運用方法です。
「投資信託(ファンド)」とは、一言でいえば「投資家から集めたお金をひとつの大きな資金としてまとめ、運用の専門家が株式や債券などに投資・運用する商品で、その運用成果が投資家それぞれの投資額に応じて分配される仕組みの金融商品」です。「集めた資金をどのような対象に投資するか」は、投資信託ごとの運用方針に基づき専門家が行います。
投資信託の運用成績は市場環境などによって変動します。投資信託の購入後に、投資信託の運用がうまくいって利益が得られることもあれば、運用がうまくいかず投資した額を下回って、損をすることもあります。このように、投資信託の運用によって生じた損益は、それぞれの投資額に応じてすべて投資家に帰属します。
引用元:そもそも投資信託とは? – 投資信託協会
上述した株式投資のデメリットである平日の日中しか取引ができないというデメリットも解消されるので、資金はあるが仕事が忙しくて取引が行えないという方に人気の資産運用となっております。
また、投資のプロに運用を任せられるので知識がなくても投資が行えるため、主婦や定年退職した年配者にもよく利用されております。
仕事が忙しくて運用する時間がなくても大丈夫というのは良いですね。
そこが最大の魅力です。お金は持っている方ほど仕事が忙しいことも多いので、その懸念点が解消されるのは非常に大きなメリットとなるでしょう。
短期で利益が出せる
投資信託の商品にもさまざまな種類があるので全てに該当するわけではありませんが、
仮に投資信託で株式投資などの短期投資を行えば、短い期間で収益を出すことができます。
なるほど。つまり、自分では働かずに目先のお金も稼げるということですね。
その通りです。ご自身の目標に応じて柔軟に投資手法を変えられるのも良い点と言えます。
手数料が高い
販売・運用・管理の3つの業務に対してそれぞれ手数料が発生します。特に管理費用は投資信託を保有している間は永遠に支払うことになるため、長期的に運用すると大きな費用がかかることになるでしょう。
代わりに働いてもらうので仕方ないのかもしれませんが、これってむこうが失敗した時にも払わないといけないのですか?
そうなんです。そのため、失敗した際の損失はさらに大きくなってしまうことになります。運用のプロとはいえ必ず成功するとは限らないため、あまり多くの自己資金を入れすぎないよう注意が必要です。
初期費用が必要
手数料で利益が下がってしまうぶん、通常の運用よりも大きな自己資金がないと利益があまり出ません。
もちろん、少ない金額から積み立てていくことも可能ですが、そのぶん手数料も長く払い続けることになってしまいますので注意が必要です。
つまり、利益は減って、損は大きくなってしまうのですね。
その通りです。ただし、自分で運用する場合には運用を行うための時間が必要となります。年収の高い方にとって運用にかかる時間を時給換算すると、手数料の方が安いこともあります。それらの点も踏まえて検討すると良いでしょう。
知識がないことを良いことに騙されることがある
投資信託会社は売買手数料をたくさん得るために、年配者などの知識はないが資金を持っている人に対して、必要以上の取引を進めることがあります。
その背景にあるのが販売ノルマの存在。
儲かる見込みが低い人気のない投資商品であったとしても、一定量購入させねばいけないというノルマがファンドマネージャー(投資信託を行う専門家)に課せられることがあるのです。
もちろんいくら営業をかけたところで、知識のある方には購入を拒みまれてしまいます。
そうなるとノルマを達成するため、知識がない人に儲かる保証がなくても進めざる負えなくなってしまうのです。
もちろんすべての投資信託会社がそうというわけではありませんが、運用を任せられるからと言って何も知識がないまま始めるのはリスクが高いです。
裏で色々とあるのですね…全く知識がないという状態だと危なそうです。
そうなんです。初心者で知識がないから全てお任せしますという姿勢ですと上手く言いくるめられてしまう恐れがあるので、最低限の知識を持ったうえで始めたいところです。
投資信託の危険について紹介している外部メディア
投資信託と言っても細かく説明すると非常に広い範囲の知識が必要となるため、始める前の初心者がすべてを把握するのはなかなか難しいです。
そこで、投資信託のシステムの概要や危険などを紹介している記事や動画をご紹介いたしますので、これから投資信託を始めたい方はぜひとも参考にしてみてください。
参考:元銀行員が解説!銀行の投資信託の販売ノルマについて! | お金の窓口
https://okane-madoguchi.com/tousisintaku-norma/
不労所得を稼ぐための資産運用比較まとめ
不労所得を稼ぐのにおすすめな資産運用は目的によって変わります
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自分では何もせずにお金を稼ぐ不労所得を得るための資産運用の種類はさまざまです。ですが、目的がしっかりとしていれば選択もしやすくなります。
自己資金を用意して短期で利益を出したい方は投資信託がおすすめ。
自己資金を用意して老後の貯蓄を安全に行いたい方は確定拠出年金がおすすめ。
そして、自己資金を少なく長期的に安全に資産運用したい方は不動産投資がおすすめです。
今回は不労所得を得るという観点で資産運用を比較いたしましたが、目的によって最適な資産運用は変わります。
不労所得は楽をして稼ぎたいという方はもちろん、投資家の方にもおすすめの収益手段です。
不労で所得を得られるということは、そのぶん他の運用方法に時間や資金をつぎ込めることに繋がるため、より大きな収益を得ることができます。
中には資産運用をどれかひとつに決めたがる方もいらっしゃいますが、運用方法をひとつに絞る必要はありません。
さまざまな運用方法に分散投資することでリスクを減らすことができ、より安全性を高く効率的な運用ができるでしょう。
しかし、自分にとって最適な運用方法が何か判断するのが難しい方も多くいらっしゃいます。
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